第68回企画展「西域の美」 [サクラワールド]

第68回企画展「西域の美」

問い合わせ先
大垣市守屋多々志美術館
電話番号
0584-81-0801
場所
岐阜県大垣市郭町2-12
大垣市守屋多々志美術館
開催期間
時間
9時~17時(入館は16時30分まで)
料金
毎週火曜日、1月10日(水)、2月14日
定員・対象
入館料:一般300円、18歳未満と大垣市内在住65歳以上の方は無料。
E-MAIL
moriyatadashi-museum@city.oaki.lg.jp


大垣市守屋多々志美術館


守屋多々志は、日本や海外の歴史に基づいたテーマを独自の画面構成と解釈で展開し、
「歴史画」の第一人者として活躍しました。
また、法隆寺金堂壁画や高松塚古墳壁画の模写事業といった国家的な文化事業にも大きく尽力し、
飛鳥・奈良の日本の歴史にも大きな影響を与えた中国や西域に題材を求めた作品を数多く制作しました。
守屋は、東京美術学校を卒業後、中国大陸以西の研究に励み、壮大な視点で歴史画を描くことを志しました。
戦時中の混乱や中国大陸で従軍した体験が重なりこのテーマを一端離れましたが、その思いは尽きず、
世の中が平穏を取り戻すと再び古代中国や西域をテーマに多くの歴史画を描いています。

唐時代の国際都市・長安の繁栄ぶりをエキゾチックな舞姫たちを主役に描いた「大下図胡姫」(昭和27年)、
楊貴妃の少女時代を描く「楊四娘」(昭和44年)、伝説の都・楼蘭に思いを馳せた「大下図砂に還る」(昭和45年)、
中国の伝説に想を得た「水灔」(昭和48年)、「牡丹燈記」(昭和46年)、
中国から遠く西域の町に養蚕の技術を伝えたとされる中国の王女の物語を描いた「繭の傳説」(平成6年)など、
古代中国や西域に生きた女性を題材に、
確かな歴史考証に支えられたいにしえの美を守屋ならではの表現で甦らせています。
今回の展示では多くの作品の中から選りすぐり、守屋多々志美術館で所蔵する作品と個人蔵を合わせて108点を展示します。
そのうち、守屋多々志美術館で初公開となる作品は23点です。
また、展示期間中は下記の通り、作品の見所を学芸員が紹介する展示解説や子どもたちのためのワークショップを行います。

★展示解説
◎日時/1月6日(土)・7日(日)14時~
◎申込/申込不要

★子どもワークショップ
(1)「鑑賞教室・アートゲームを楽しもう」(2)「鑑賞教室・オリジナル消しゴムはんこでつくろう」
(3)「鑑賞教室・パラパラまんがをつくろう」
◎日時/(1)1月27日(土)(2)2月10日(土)(3)3月17日(土)
いずれも9時30分~11時
◎定員/(1)(2)(3)各25名程度(要事前申込)
◎対象/(1)(2)(3)いずれも小・中学生
○参加費/(1)(2)(3)各回100円
◎申込/(1)(2)(3)ともに直接・電話・FAX・大垣市ホームページ(http://www.city.ogaki.lg.jp/0000038512.html)
(なお、大垣市公式ホームページの申し込み・アンケートバナーからもアクセス可能)から
大垣市守屋多々志美術館(大垣市郭町2-12・TEL&FAX0584-81-0801)へ申し込みを。
※申込先着順。

◆日時:1月6日(土)~3月11日(日)9時~17時(入館は16時30分まで)
◆場所:大垣市守屋多々志美術館(大垣市郭町2-12)
◆入館料:一般300円、18歳未満と大垣市内在住65歳以上の方は無料。
◆休館日:毎週火曜日、1月10日(水)、2月14日(水)
○問:大垣市守屋多々志美術館30分

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