11/18(土)~11/26(日)
★国宝「源氏物語絵巻」は、紫式部が著した『源氏物語』を抒情的な画面の中に描き出した日本を代表する絵巻。
作品保存の観点から展示期間が厳しく制限されており、毎年1回、2~3場面ずつ公開し、
5年ごとに五島美術館(東京)と徳川美術館で全点公開を行います。次回の徳川美術館での全点公開は2025年の予定です。
今年の公開場面は「柏木 (二)」「東屋 (二)」。
引目鉤鼻(ひきめかぎはな)や、屋根を取り去って屋内の情景が覗き込めるように描く吹抜屋台(ふきぬきやたい)などの描法により、
物語の行間に込められた抒情性や登場人物の心の綾までもが巧みに描き出されており
『源氏物語』の世界を余すところなく伝えてくれます。
会場の地図