社会医療法人蘇西厚生会
マツナミソウゴウビョウイン
乳腺外科からのお知らせ
〈9月のテーマ〉乳がん
【乳がんの最新情報】
9月は「がん征圧月間」と言われています。
公益財団法人がん研究振興財団が発表する「がんの統計2022」によると、女性が乳がんを発症する罹患数は、9万4,400人(2021年統計)と予測されており、部位別では第1位となっています。
また、乳がんでの死亡者は1万5,700人(2021年統計)と予測されております。発症の年齢は、30代後半から増え始め、40代〜50代でピークと言われています。
今年4月より、女性の湯村医師が加わり、3名の乳腺専門医による診療体制で、乳がんでお悩みの皆さまの診療を行っております。
以下では、乳がんの予防について、当院で行う乳がん検診に関するお知らせをご紹介します。
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《 10月15日(日)に『日曜乳がん検診』を行います。》
◎完全予約制
当院は、JMS(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)プログラム登録医療機関です。JMSは、乳がん早期発見のために、お仕事や家事などで忙しくされている女性に向けて、「10月第3日曜日にマンモグラフィー検査を受けられる環境づくり」に取り組んでいます。
まだ、コロナの影響で受診控えもあり、「がん発見の遅れによる進行がん」の増加が懸念されています。
ぜひ、この機会に受診をご検討ください。
●日時:2023年10月15日(日) 8時30分〜12時
●内容:
《コース1》 専門医による触診・マンモグラフィー・乳房エコー 9,000円(税込)
《コース2》 専門医による触診・乳房エコー 4,500円(税込)
●申込方法:
当院ホームページから申込書をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、
郵送もしくは当院の所定の窓口にご提出ください。
●備考:
・先着14名の完全予約制です。定員に達し次第、受付を終了します。
・受付開始は9月1日です。
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〈 「ブレスト・アウェアネス」を意識して、生活しましょう! 〉
乳がんは、早期発見であれば90%以上の確率で治癒すると言われています。
自分の乳房を意識する生活習慣という意味で「ブレスト・アウェアネス」があります。日頃から自分の乳房を意識し、状態を知ることで早期発見につながります。
ブレスト・アウェアネスには、大きく分けて4つのポイントがあります。
◆自分の乳房の状態を知る
入浴時や着替えなどの時に、乳房を見たり、触ったり、感じてください。
◆乳房の変化に気をつける
乳房に以下のような変化がないかを確認してください。
□乳房のしこり
□乳頭からの分泌液
□乳頭や乳輪の「びらん」
□乳房の皮膚のくぼみや引きつれ
□乳房の痛み
◆変化に気がついたら、すぐ医師に相談する
「しこり」や「引きつれ」などの変化に気づいたら、「大丈夫」と安易に自己判断せず専門医にご相談ください。
◆40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける
乳がん検診の目的は、乳がんによる死亡者を減らすことです。
発症しやすいと言われる40歳以上の女性は、2年に1回定期的に検診を受けてください。
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【乳腺専門医3人体制】
まつなみ健康増進クリニック長
花立 史香(はなたて ふみか)
松波総合病院 乳腺外科部長
森 美樹(もり みき)
松波総合病院 乳腺外科医員
湯村 知佳(ゆむら ちか)
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<チーム医療の充実>
医師をはじめ、多職種での関わりが多く、学びの多い職場です。
ともに「最善の医療・福祉の提供」を目指しています。
〔長く働ける職場づくり〕
育児休暇が取得しやすい風土や、短時間制度の利用が小学校就学前までなど、家庭との両立を応援します。
〔キャリア形成を応援します〕
学会参加や認定・専門 看護師取得への助成制度があります。
そして、スーパーケアミックス病院で、 貴方の行いたい看護を見つけてください。
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